2025年10月16日木曜日

ISCO-GÖTTINGEN WESTANAR 50mm/f2.8(M42マウント)

西独イスコ社の標準レンズです。 

半自動絞り・M42マウント仕様

鏡筒・光学ガラスともコストの掛かった非常に上質な造りのレンズですが、それとは対照的にフォーカシングには簡素な前群繰り出し式を採用しています。

光学系は3群4枚。前群繰り出し式である点に加えて、テッサー型としては大口径化の上限に近い設計であるため、開放の近距離ではにじみを伴った軟調でアウトフォーカス部はざわつきが目立ち、テッサーというよりはトリプレット的な描写を見せます。f5.6まで絞ると居住まいを正すように鮮鋭度が増しますが、この辺りは光学ガラスの質が寄与しているように思います。


構造上、絞りと光学系に油が回りやすく、未整備品では絞り機構が作動不具合を起こしていたり、油膜によって輪をかけて滲むボケ玉となっていたりするレンズですが、本品は分解整備済みですので完調です。



・イスコ・ゲッティンゲン ウェスタナー50mm/f2.8・・・・・14,000円(税込み)

CANON SERENAR 100mm/f4

 セレナー時代のキヤノンの中望遠レンズです。 光学系はシンプルかつ古典的な3群3枚。 後年のキヤノンレンズが見せる鮮烈さとは正反対の色味と、その枯淡さとは対照的なシャープなピント。醒めてキレのある描写が特徴です。 *作例 評についてほとんど見聞きしないレンズですが、秀逸です。 G...