1960年代中頃のポーランド製カメラです。
ファインダーが縦なのでハーフサイズ機と錯覚しそうですが、ボディも縦長。フィルム縦送りの24×36mm判です。
特異な外観は、舟形をしたボディ外殻へフィルムと光学系・機構部の載った前板部をセットする構造に由来しています。この、人間工学に基いていそうでそうでもないデザインや操作系は、すべてこのカメラの“お洒落さ”に帰結することでその意義を担保されているように思います。このカメラに陳腐さが感じられないのはそのためでしょう。
撮影には相応の情熱が求められます。このカメラのフィルム装填・給送はダブルマガジン式だからです。今日の目から見れば手間のかかるシロモノですが、搭載された見すぼらしいトリプレットレンズがそうした面倒くささに釣り合う以上の写りを見せる点はさらに厄介と言えるでしょう。
当時の広告より
フード、キャップ、革ケース、パトローネ付属(いずれも純正)。
付属品が揃っていて撮影可能な個体は稀です。
製造済み。
・WZFO(ワルシャワ写真機器製作所) Alfa-2・・・・・45,000円(税込み)


