ノンコート時代の古いゾナーf1.5です。
最小絞りがf11の頃の個体
本品は残念ながら3群部(G6-7間)の周辺にバルサム剥離が発生していました。入荷時に3群のリングが緩んでいたので、緊締が緩んで剥離したものと思います。
光学系については剥離箇所以外の状態が不思議なほど良いため、貼り直しに出そうか悩みましたが、試写してみた結果、再貼合は後々必要性を感じた時に出せば良いと判断し現状のままとしました。この状態でも非常によく写ります。
3群部は剥離箇所が進行しないよう加熱圧着して組み直してあります。
ゾナーf1.5は、1932年の発売以来、1945年までの13年間に毎年最低1回は設計変更されていたという、ツァイスならではの偏執狂的なこだわりをうかがわせるレンズですが、古いゾナーの描写を楽しむには本品は好適な一本だと思います。
整備済み。
・カール・ツァイス ゾナー5cm/f1.5(ノンコート)・・・・・28,000円(税込み)


