1956年製、7番鏡筒
被写界深度表示の色から「赤エルマー」の通称で呼ばれる戦後型のエルマーです。
戦後のエルマーは、コーティング導入、光学系の設計変更とそれにともなう光学ガラスの変更、外観の意匠変更と、数度にわたる仕様変更が実施されています。
設計、ガラスが変更されたので、戦前のものと並べると同じはずの絞り位置が違って見えます
この時期のエルマーにはコーティングの劣化や光学ガラスの失透により曇りの生じている個体が多く見受けられますが、本品は整備済みですので光学系・外観ともに良好な状態を保っています。
良品をお探しの方へおすすめします。
・ライツ エルマー5cm/f3,5 (赤エルマー)・・・・・52,000円(税込み)