2025年2月25日火曜日

Komura 105mm/f2.8(ライカLマウント)

三協光機・コムラーレンズの中望遠です。

ライカLマウント仕様

コムラーの105mmにはf2、f2.5、f2.8、f3.5の4種がありますが、このf2.8は光学系に難を生じた個体がきわめて多く、大半の個体で絞りより後ろのレンズが磨りガラス状に曇ってしまいます。本品は珍しく、ガラス・コーティングともに明澄なコンディションを維持している個体です。

使用例

 光学系は4群5枚構成でエルノスター型と思われます。ただし、写りは端正とは言えず、開放付近では中心に近い領域でも滲みや流れの現れる癖の強い描写です。
コムラーレンズは、おおむねどの製品でも少なからぬ個体差が見られますが、良品の少いこのレンズにおいて、この個体の描写が個体差によるものなのか、このレンズの設計意図の通りの写りなのかは分かりません。本品に限って言えば、少くとも同系のエルノスター型であるf2やf2.5とは性格が異なっています。

整備済み。


・三協光機 コムラー 105mm/f2.8(ライカLマウント)・・・・・16,000円(税込み)

Leica カタログ額装品

    デザインの魅力的なライカの古いカタログを額装しました。 昔からライツ製品の広告やカタログは図案が洗練されておらず、グラフィカルなツァイス・イコンのそれと比較しての殊更に辛辣なデザイン批評がものの本に見受けられたりもしますが、このカタログについては例外に数えられると思います...